再録音源「JUST LIKE THIS 2015」完成!
元々セカンドシングル『Last Moment』のカップリングに収録されていた「Just Like This」のRerecoding Version。
この曲は、インディーズで主に野外 (ストリート) ライブを中心に活動していた2009年、記念すべき100本目の野外ライブと称して、ホームである「栄公園」(名古屋繁華街のど真ん中にある公園) でライブを予定していたが、ボーカル・IKEの肺気胸によりライブは中止。
そこから、次の100本目に向けて披露する為に制作されたという逸話を持つ。
IKEが想いをMOMIKENに伝えできた歌詞は、当時がフラッシュバックする蒼さと、今に置き換えても充分に感動的な普遍性が同時に宿っており、彼らがこの曲を自分たちの最も大切な野外ライブのタイトルに冠しているも納得できる。この曲は”野外ライブでしか披露しない (恐らく、更にワンマンでないとダメ)”というバンド内に暗黙のルールがあり、1度目は、上記で中止となった1年後に行われた2010年6月27日の栄公園での「野外ライブFINAL」と銘打ってメジャーデビュー寸前に行ったフリーライブ、2度目は、メジャーデビュー翌年の2011年10月の日比谷野外大音楽堂で初めて『Just Like This』と銘打って行われたワンマンライブ、そして今年開催される富士急ハイランド・コニファーフォレストでの”1万人の野外ライブ”でも間違いなく披露されると思うが、それが3回目となる。
メジャーデビューしてから極端に野外ライブの回数が減ったのが原因ではあるが、それくらい大切にしている曲であることが分かるだろうし、更には、今回のライブに向けて今の自分たちを投影したバージョンで録り直すという気合いの入りようである。
是非、会場に足を運んで生の”JUST LIKE THIS”を体感して欲しい。
※「JUST LIKE THIS 2015」:7月22日(水)発売シングル「ファイアスターター」に収録
JUST LIKE THIS 2015 配信中!
― JUST LIKE THIS ―
2005年に名古屋で結成してからメジャーデビューまでの5年間「自分たちがライブハウスでファンを“待つ”のではなく、自分たちからバンドを知らない人のところへ“行く”。」という想いから、名古屋「栄公園」を中心にストリートライブを続けていた。
そして2010年6月、インディーズ最後にして100本目のストリートライブ「野外ライブFINAL」を栄公園で開催。それまでの5年間を振り返り、ずっと支えてくれたファンや家族そして自分たちの原点であるストリートライブへの思いを込めた楽曲「Just Like This」を披露した。
この日以降“Just Like This”とは、彼らの真骨頂ともいえる野外ライブだけに冠されるタイトルとなった
バンド存続の大危機を乗り越え、今年奇しくも結成10周年を迎えるSPYAIR。
改めて自分たちの原点を振り返り、“今年こそ、野外のでっかい会場でライブをやりたい!”という熱い想いから『JUST LIKE THIS 2015』の開催が決定した。
2011年日比谷野外大音楽堂以来4年ぶり、SPYAIR単独野外ライブ史上初の1万人を集めての大舞台となる。